居合が止まらない。

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    毎日300回、多い時には500回くらい刀を振っています。

     

    真剣なのでさすがに外で振り回すのは万が一の事があるといけないので、部屋の中で正座した状態で振っています。

     

    正座しながらだと前進する力が加わらないので実際の踏み込みしつつの斬りつけとは勝手が違いますが、刀を振る為だけの筋肉を酷使出来るので無駄にはならぬと思い、出張時以外は毎日欠かさず振っています。最初の頃は連続で30回くらいしか振れなかったんですが、それが徐々に増え、今では連続で100回振れるようになりました。

     

    刀を振る際に重要な事は刃筋を通す事だと言われています。簡単に言うと、刃を対象に対してまっすぐに、ぶれずに切り込む事です。これが一番右のように対象物に対してまっすぐに入らないと斬れずに途中で止まったりします。

     

     

     

    素振りでも刃筋が通ったのか通ってないのかは音で分かります。

     

    きちんと刃筋を通すと

     

    「ピュン」

     

    と言う空気を裂く高い音がでます。竹ひごとか定規とかを振る音をイメージしてもらえばわかると思います。刃筋が通らないと音が鳴らなかったり、バットを振った時のような太めの音になります。

     

    僕の場合、真っ直ぐに斬り付けた時と左上から右下に袈裟斬りする時はちゃんと刃筋が通るのですが、右上から左下の袈裟斬りは何度やっても刃筋が通らない。

     

    鏡を見ても、動画を撮ってみても、やっぱりわからない。握りを変えたり、手首の使い方を変えたり、色々試した結果、やっぱり分からない。

     

     

    ひたすら振り続けていたある日、右袈裟斬りがピュンとなりました。

     

    鳴った瞬間

     

    「え?」

     

    と思い、撮っていた動画を見返しますが、鳴った理由が分からない。分からないなりに思い出しながらやり続けていた次の日、いつもと違う場所が筋肉痛になりました。いつもは肩と腕なんですが、その日は肩甲骨の周りがヤバいくらい筋肉痛になったのです。

     

    「これは肩甲骨の使い方に秘密があるぞ」

     

    と、現在色々と試しておりますが、右袈裟斬りに関しての刃筋通し率は30%くらいです。

     

    今月末にうちの道場で試斬稽古があり、巻き藁を斬る予定です。我が愛刀の守次先輩に恥をかかせぬよう、なんとか当日までに100%にしたいものです。

     

    居合、楽しいよ、居合。

     

     

     


    文在寅大統領誕生。

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      【文在寅氏の公約】

      1.開城工業団地の再開

      2.金剛山観光の再開

      3.戦時作戦統制権の確保(今は在韓米軍)

      4.THAADの配備の見送り

      5.慰安婦合意の再交渉

       

      これ見ると、朝鮮半島がめっさきな臭くなりそうで普通に怖い。

       

      1と2は北朝鮮はウェルカムやろうからアメリカや中国の顔色を考えへんなら可能やけど、3と4はアメリカと、5は日本と喧嘩する覚悟があるかどうか。3.4.5は国家の信用をすっからかんにして、中国の属国になる覚悟が無いと出来へんと思うねんけどどないやろ。

       

      平昌五輪も経済的に出来るかどうかみたいな話もあるし、朴槿恵氏のゴタゴタで財閥もガタガタになってるし、文氏へ投票した人達はよっぽど日本とアメリカが嫌いなんやろなぁと思ってしまう。

       

      ツレに在日や韓国人や中国人もいるのでたまに政治的な話をするけど、今の韓国や中国は得体のしれん規定路線みたいなのがあって母国に戻るたびに日本での情報とのズレで怖くなるとは言ってた。

       

      これまでは北朝鮮だけが火薬庫やったけど、朝鮮半島がすっかりと火薬庫になりそうで怖いなぁ…。

      (画像は若き頃の文在寅大統領)

       


                                        (参照:産経新聞社


      最初の刀の探し方。

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        こないだ真剣を買いました。

         

        居合を始めた理由は単純に経年で出来なくなった事が増えている事に気付き、その出来なくなった穴の部分を新しいスキルで埋める事で心の平安を得るためです。

         

        真剣もこの居合は一生出来る趣味だなぁと感じたので購入しました。

         

        道場によってはある程度の段位を得てからでないと真剣はダメとのところもありますが、うちの道場は師範が模造刀の扱いや型の動きを見て許可が出れば購入して構わない事になっています。

         

        どちらかと言うと居合にせよ剣術にせよ、真剣で行う事が前提なので真剣で始めるのがベターだけれど、刀の扱いや基本所作を理解していないと親指と人差し指の水かきがすっかり無くなってしまう可能性があるので、まずは模造刀でそこらへんの感覚を得てから真剣という感じらしいです。

         

        肝心要の刀ですが、1点モノなので自分の予算と自分の欲求に見合ったモノに出会うのはなかなか難しいです。

         

        なので

         

        「居合を一生続けよう」

         

        と、思いたった時点で刀の知識を集めた方が良いと思います。

         

        僕は居合を始めて半年ほどした頃に

         

        「これは一生続ける事が出来る」

         

        と、思い始め、刀の知識を勉強し始めました。

         

        以下は刀を購入する際の段取りを挙げています。これが正解とか不正解とかではなく、あくまで僕が注意した点なのでご了承ください。

         

         

        【刀のサイズを決める】

         

        刀は自分の身体に合ったサイズや重さがあります。

        また、居合向き、試斬向きなどがあります。居合向きですと片手操作がしやすく、抜刀の事を考えるとやや短めで軽めの刀が良いようです。試斬向きですと、やや長寸でやや重いものが良いようです。

         

        僕の身長は173センチなので、本来であれば2尺4寸から2尺4寸5分が適正ですが、元々使用していた模造刀が2尺5寸と長いので同じくらいの尺のものを探す事にしました。

         

        逆算すると、身長が180センチくらいの人が使う長さですので抜刀は難しいですが、抜けるならば問題無いと思います。あくまでも僕の考えですが、初めの1本は重さはともかく、長さは現状の稽古に使用している模造刀を購入する方が稽古に支障が出にくくて良いように思います。

         

                                               (参照・東山堂)

         

         

        【予算を決める】

         

        刀は上を見ればキリがありません。

         

        現実的な金額として自分にとって何から何まで不満が無い刀だと僕の場合は80万円近いものになっていました。

         

        いくら一生やる趣味とはいえ趣味は趣味です。

         

        剣術で飯を食うならまだしも、少なくとも自分の身入りの身の丈を考えて予算を決めねばなりません。

         

        ではだいたいどれくらい出せばどの程度の刀が手に入るのか?

         

        僕の調べた範囲内ですとあまり拘らなければ2尺3寸あたりであれば30万くらいから手に入ります。長くなればなるほど、重くなればなるほど高くなり、著名な刀匠の作品ともなると桁が変わります(ヤフオクを除く)。

         

        30万以下ですと後々手を入れなければならなかったり、刀身に錆や傷など何らかの問題を抱えている可能性が高くなるのでとりあえずの目安としては30万くらいを目処にすれば良いのでは無いかと思います。

         

         

        【刀の探し方】

         

        僕は基準となる刀を見つける事から始めました。

         

        まず、ネットの刀の通販サイトで

         

        「無銘、2尺3寸以上、拵え付、30万」

         

        を基準に探して、その刀が

         

        「どの時代の作品で、程度がどうなのか?」

         

        を徹底的に調べました。

         

        刀は大雑把に言うと、刀身と拵えと鞘で構成されています。鞘は刀を納める部分、拵えとは刀を握る柄の部分と鍔を指します。

         

        刀身のみであれば、意外と30万で見つかりますが、この拵え付きとなるとなかなか難しくなります。うっかりと刀身だけを買ってしまうとこの拵えと鞘を別に買わなくてはならなくなります。

         

        これが、やはり高い。

         

        一番安い拵えと鞘で15万くらいはします。

         

        なので探す時は拵え付きをおすすめします。

         

        話を戻します。

         

        まずはネットで予算に見合った現実を理解します。

         

        その上で実店舗を巡りました。

         

        ここで注意点ですが、刀の「取り扱い」についての勉強は必ずしてから実店舗に行くようにしてください。ネットでも勉強出来ますし、同門の師範や先輩などに聞くのもよいと思います。刀の扱いが悪いと刀屋さんはろくな刀を見せてくれません。すくなくとも

         

        「刀を鞘から抜く時の所作」

        「刀身に絶対息をかけない、指で触らない」

         

        この2点の意味を理解してからいかないと相手にしてもらえません。

         

        実店舗を巡り、自分にとって妥協を含めた理想に近い刀として2尺3寸5分の現代刀で38万円というのを見つけました。

         

        これを基準にこれ以上長く、これ以上重く、これくらいの金額の刀を探しました。

         

         

        【最低限の知識】

         

        項目としては前後するかもしれませんが、最低限の知識として

         

        「刀の時代区分」

        古刀、新刀、新々刀、現代刀の意味

         

        「刀の瑕疵」

        引け傷や鍛え傷などの傷の種類やフクレなどのネガティヴな用語知識

         

        「鑑定書の種類」

        鑑定書には色々な種類があり、その種類によって信憑性が変わります。

         

        この3つだけでも理解しておいた方がよいです。

         

        特に刀の瑕疵については目利きが出来ずとも知識としていれておけば、変な刀屋さんの餌食になる可能性は格段に減ります。

         

         

        【まとめ】

         

        「基礎知識を学ぶ」

        ググれば学べます。

         

        「刀のサイズを決める」

        お好みで。

         

        「予算を決める」

        身の丈にあった予算。

         

        「基準となる刀を見つける」

        理想と現実のすり合わせ。

         

        「最低限の知識を身につけつつ実店舗を巡る」

        刀屋さんに行って、使用用途(居合or試斬or両方)と予算を告げて見せてもらいつつ経験を積む。

         

         

        そのように段階を踏んで、僕は2尺5寸5分の身幅も重ねもしっかりした幕末刀を38万円で購入しました。

         

        銘は伯州住守次と入っていますが、おそらく偽名です。予算より8万円オーバーしましたが、散々探して現状はこれ以上のものは存在しなかったので購入を決めました。

         

        最初にも書きましたが、刀は1点ものです。

         

        しかも数百年も前の刀が普通にゴロゴロと存在します。当然、その経年により様々な劣化があり、その劣化を修繕したり誤魔化したりして現代に辿りついています。その経年も含め、理想の刀に出会う確率はとても低いと思います。

         

        なので、きちんとした知識と見識を学び、妥協すべき点を絞り、自分の理想にもっとも近いものが現れた時には躊躇わずに購入するのが良いと思います。

         

        逆に言えば、自分の知識と見識に自信が無く、妥協すべき点が絞れていなければ購入はまだまだ先にすべきだと思います。

         

        人との出会いと同じで、動かねばなんも始まらないので、刀に興味を持たれた方は是非動いてみてはいかがでしょうか?

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        【最後に】

        どんな刀であろうと、自分がええと思って買ったならとことん大事にすればええんです。

         

        人と同じで大事にすればきちんと応えてくれます。

         

        ちなみに僕は自分の愛刀を

         

        「守次先輩」

         

        と呼んでいますよ、はい。

         

         

         

         

         

         

         

         


        「伯州住守次」

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          僕の愛刀は伯州(鳥取県)の守次さんという刀匠が幕末期に作ったものとされています。


          伯州住守次という名前は刀名鑑には載っておりません。刀名鑑というのは刀工や拵えなどを作る職人さん名簿みたいなもので、ほとんどの職人さんが網羅されているようですが、どうやらマイナーな職人さんまではフォローしていないようです。



          銘というのは刀のナカゴといわれる柄に差し込む部分に刻むサインで、自分の自信作には銘を刻み、そうで無いものは銘を刻まなかったそうです。


          ですので、無銘の刀に有名刀匠の銘を入れたり、マイナーな刀匠が有名な刀匠の銘を刻んだりして価値をあげたり誤魔化したりする事が多々あるようです。


          で、話は戻りますが、この伯州住守次さんをググッても、その銘を刻んだ刀の情報がこのインターネットがアカッシックレコード化している現代でも出てきません。先程も書きましたが、伯州住守次さんが有名な刀匠であれば価値をあげたり誤魔化したりする為に刻む事も考えられますが、わざわざ無名の刀匠の名前を刻む事は考えにくく、伯州住守次さんは存在していたけれど


          超マイナー


          な刀匠であったのだろうと推察しております。



          しつこくググッておりますと


          「伯州住守次」


          という名がとあるものに刻まれてオークションに出ていた形跡がありました。


          そのあるものとは


          「錠前」


          です。



          ヤフーオークションに守次さんの銘が入った錠前が出品されておりました。残念ながらその銘の画像は無いのですが、この世に守次さんの作品が刀以外にもある事がわかりました。


          で、気になるのはその錠前が作られた時期の


          「天正3年(1575年)」


          というところです。


          天正3年は織田信長がバッキバキにオラッていた頃で有名な長篠の戦いが起きた年です。


          で、ここで少しまとめます。


          A「伯州住守次さんは名鑑に載っていない」


          B「伯州住守次さんは刀屋さんの見たてでは幕末の刀」

          (1864年)


          C「伯州住守次さんの錠前の製造年月日が天正3年」

          (1575年)


          まず、Aの理由によりわざわざマイナーな銘を刻む必要が無いので伯州住守次さんは存在した。


          BとCにより、伯州住守次さんの活動時期は1575年から1864年の約290年間……な、訳が無い。


          通常、鑑定書や伝承などが無い刀の場合、波紋や地肌などその刀の作風などでその刀の刀匠を推察するようです。


          例えば、銘が入っていない刀でも作風などから


          「これは波平だと思う」


          的な風に鑑定したり、銘が入っていても作風などから偽銘と判断されたりするそうです。


          今回の伯州住守次さんは名鑑に載っていない刀匠さんなので作風によって刀屋さんが判断されたのだと思います。もしかしたら、元々の拵えなどが幕末のものだったのかもしれません。


          幕末期の刀の主流は二尺五寸前後で反りが浅く、身幅が広い。天正3年の慶長新刀期の主流も二尺四、五寸あたりで反りが浅い。



          特徴は似ています。


          なので


          「伯州住守次さんは天正3年あたりに活動した鳥取県の刀匠で、錠前も作っていた」


          と、僕は推察しました。


          ちなみに、仕事があまり無い刀匠は錠前を作っていたという記録があるので、やはりマイナーな刀匠だったのだろうと思います。


          あまり刀の事に詳しくない僕が少ないパーツで想像した事ですので確証も確信もありませんが、名もなき刀匠が受けた数少ない刀鍛冶仕事の中で、自信のあるものだけに銘を刻んだと考えればネットでググッても他に


          「伯州住守次」


          の銘が入った刀が出てこない事もうなずけます。


          僕は守次さんが名工であって欲しいとか、この刀が掘り出しものであって欲しいとかは全く思いません。おそらく、普通の刀匠かそれ以下の刀匠さんで主に鍬や鋤などを作っていたようなオラが村の刀匠みたいな人だったと思います。


          そのようなオラが村の刀匠が自分が刀匠として納得出来た時のみに銘を刻んだ刀が僕のところへ来た事をとても嬉しく思っています。


          今の、ほとんどの情報が集まるインターネットでその痕跡が1本の刀と1個の錠前しかない守次さんをこれからも大事に大切に使っていきたいと思いました。




          (PS)

          と、このように推理したり、そこから妄想したりするのもなかなか楽しい居合&刀剣趣味。


          不勉強はご容赦。

           (๑´ڡ`๑)













          遂に、遂に、遂に真剣を購入しました。

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            真剣を買いました。

             

            2尺5寸強(77.4センチ)で重さが鞘から出した状態で約1.6キロ。

             

            反りの浅い直刀です。

             

            もう、何から何まで居合向きではない刀ではありますが、薙刀から磨りあげて刀にしたものや、これ以上に身幅や重ねが厚いものを見た事がありますが、そこらへんになりますとそもそも抜く事自体が大変でこの刀ぐらいが居合としては限界ちょい越えあたりではないかと思っておりまして(強がり)。

             

            と、申しますか、僕の居合用の模造刀がそもそも居合向きでない尺と重さだったので、当初はその模造刀と同じ長さで同じくらいの重さのものを探しておりましたが、刀の見識が増えれば増えるほど

             

            「長くて重い刀は高い」

             

            事を知り

             

            「自分の理想の刀とは出会えぬであろう」

             

            と、諦めておりました。

             

            しかし

             

            今日、梅田スカイビルで行われておりました

             

            「大阪刀剣大展示即売会」

             

            で、うっかり、あっさりと出会ってしまったのです。

             

             

            この展示即売会は大阪の梅田スカイビルで年2回ほど岐阜の(株)コレクション情報さんが行っており、居合の同門のYさんから教わりました。失礼な話ではありますが、GWに行われる京都の大刀剣まつりが僕の本線で、その前に見識を増やしておくくらいのつもりで展示会には伺っておりました。

             

            到着致しますと入り口からズラっと価値のある刀剣が並んでおり、ここらへんの刀は居合どころか鞘からの抜き差しすらもデリケートに扱うべき美術品なのでここらへんは波紋や地肌の勉強として

             

            サラッと

             

            見流し、奥の刀棚に陳列してあるお手頃の刀へほぼ直行致しました。

             

             

            もうね、たまらんのですよ。

             

            語弊はありますが、入り口付近にある刀はスターなんす。手が届かない高値の花。

             

            が、奥の刀棚にあるのは少し頑張れば手が届く学校のアイドル。様々なジェネレーションの各校のアイドルが僕を待っとる訳ですよ。で、だいたい似た背格好の中で一人だけちょっと背の高い、ゴツい子がおりました。

             

            それが

             

            「伯州住」の「守次」さんです。

             

             

            伯州とは今の鳥取県あたりです。

             

            で、問題なのは「守次」さんの名前なんですが、いわゆる刀名鑑にその名前は伯州にはなく、本名かどうかわからないミステリアスな子なのです。

             

            で、ジェネレーションごとに違うのですが、身幅(刀の幅)や重ね(厚さ)が各校のアイドルは細めでスッキリとしている子が多い中、幕末生まれの守次さんは背が高く、ゴツい。

             

            先ほど書きましたが、長くて重い刀は高い。高いのですが、この守次さんはミステリアスなせいか、手が届かないほどではなかったのです。

             

            とはいえ、予算からは離れており悩み悶えていたところ、店員さんから

             

            「ご覧になりますか?」

             

            と、声をかけられました。

             

            お言葉に甘えて刀を手に取りますと身幅や重ね共にガッシリとしており、数値的なものを脳味噌であれこれイメージするよりはやはり手にとるとガツンときます。

             

            標準身長(2尺3寸)あたりが並んでいる中で長身(2尺5寸5分強)のミステリアスな守次さんはすっかりと異彩を放っており、それが理由で気になっただけが、いざ接してみてその魅力に気づいてしまった的な。

             

            ……ペットショップでよく見る光景的な(苦笑)。

             

            構えてみますと、反りの深さ以外は今使用している模造刀と重さ長さともかなり似ており、これならば違和感なく真剣での稽古に移行できそうです。模造刀から真剣へ移行したり、真剣を買い換えたりした際に長さや重さが大幅に変わるとバランスが変わり稽古に苦戦すると聞きます。

             

            しかしこの守次さんならなんとかなりそうだと思いました。

             

                  (左が模造刀、右が守次)

             

            しかし、なんとかならないのは予算です。

             

            その守次さんのお値段は43万円。

             

            僕の予算は35万です。

             

            8万の差はどでかい。

             

            とりあえず、いったん心をフラットにしようとお手洗いへ行き、顔を洗いました。

             

            鏡で自分の顔を見ながら

             

            「お前は守次さんを幸せに出来るのか?」

            「お前は守次さんを使いこなせるのか?」

             

            等、色々と自問自答を繰り返し、また守次さんの元へと戻りました。

             

            で、引き続き悶絶。

             

            すると、先程の店員さんが

             

            「ご予算はいかほどですか?」

             

            と聞いてきました。

             

            素直に予算を告げますと

             

            「なんとか39万円なら」

             

            と、提示されました。

             

            たぶん、展示会最終日ですし、他のお客様もいる中、悶えている僕をなんとかしたかったのかもしれません。それでも予算オーバーです。で、また展示会場内をウロウロと悩み、もう一声お願いして無理ならきっぱり諦めようと今度は自分から店員さんに声をかけました。

             

            今度は店員さんが悶絶し始めました。

             

            で、これ以上はほんまに無理なのでこれでダメならすみませんと

             

            「38万円」

             

            を提示されました。

             

            5万円のお値引きです。

             

            文章的に読めばそんなに欲しがってたら値引きもそんなにしてくれないと思われるかもしれませんが、ベビーブーム生まれの長男はそこらへんの駆け引きはしません。欲しいもんは欲しい。買いたいけどお金足りない。負けて。

             

            このスキームで生きてきました。

             

            色々な刀屋さんを彷徨いましたが、そもそも38万でこの長寸身幅重ねは見た事が無かったのでこれに決めようと思いました

             

             

            ここで師範との

             

            「刀は色々と細工出来るから目利きが大切、君は素直やし、すっかりやられてまうと思うから買うときはワシに相談しろ」

             

            てな約束を思い出しました。

             

            勝手に買うと絶対怒られるし、最悪破門とかになりかねません。

             

            相談するといっても今日が展示会最終日ですし、(株)コレクション情報さんの店舗は岐阜なのでお連れするのも一苦労ですし、そもそも申し訳ない。

             

            要するにチャンスは今日しか無かったのです。

             

            そこらへんのあれそれと、もし先生がダメだと言ったら買う事が出来ないという事を説明し、手付けを1万円だけ置いていったん自宅へ向かいました。だって、今日買うつもりがなかったので自転車でしたし、そもそもお金を持ってきておりませんでしたので。

             

            銀行へよりつつ、電話をし、帰宅して車を出す前に電話しても出ない。

             

            ベビーブーム生まれのA型ですと、ここらへんでだいたいもう諦めます。なぜならこれまでに充分壁というものにぶち当たり続けた経験から、世の中には

             

            「縁と運」

             

            が存在する事を知っているから。

             

            しかし、僕はA型の中でもB型寄りと言われたニュータイプのA型ですので

             

            「道場の看板に書かれていた番号にかけても無理なら遂に諦めよう」

             

            と、とりあえず車を出し、道場の看板の番号に電話するとあっさりと先生ゲット。

             

            「酒飲んで寝てた」

             

            との事。

             

            事情を説明すると二つ返事で引き受けてくださり、車でピックアップゴートゥーモリツグ。

             

            こんなに見るとこあるの?

            こんなに質問するの?

            こんなとこ見るの?

             

            と、僕が見た100倍くらいの細かさと専門的な質問で店員さんをタジタジにした上で

             

            「居合に使うにはふざけたくらい重いけど、君がそれをわかった上で稽古に励む覚悟なら買ってよし」

             

            と、お墨つきをいただき無事購入。

             

            居合を始めて1年なのでまだ早いかもしれませんが、居合向きでは無いミステリアスな守次さんを迎え、僕の居合道は更に深化を遂げるのでありました。

             

            はい。

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             


            つまらないからテレビじゃない。

            0

              不倫で問題になった自民党の中川俊直議員の奥さんを取材して、土下座して謝罪する姿を放送したフジテレビはこの姿に公共の公益性があると判断したんやろか。


              しかもこの奥さんはただでさえ強烈なストレスがかかるガンの闘病中で、取材者はそれを知った上でこの姿を撮影し、放送した。


              不倫という観点からすればこの奥さんは唯一の被害者であって共犯者でも保護者でも連帯責任者でも無い。そんな人を取材の流れとはいえ、奥さんの自発的な行動とはいえ、撮影したとはいえ、それを放送して見た人達がどう感じるのかも一ミリも考えなかったんやろか。


              フジテレビは、自社が倫理を語って他者を糾弾出来るほど高尚なテレビ局だとでも思ってるんやろか。


              フジテレビは昔


              「楽しくなければテレビじゃない」


              というキャッチフレーズで一時期は一世を風靡していたけれど、そのキャッチからすれば、フジテレビはもはやテレビでは無い。


              ニュースのバラエティー化、もうやめにしてくれんものかなぁ…ほんとに。




              兎にも角にも、刀が欲しい。

              0

                居合を始めてからもう1年が過ぎました。で、もうそろそろ真剣が欲しいのです。


                僕の稽古用の模造刀は長く、重いんです。


                通常の稽古用の居合刀はだいたい2万から3万くらいで、片手で振りやすい重さとバランスになってるらしいんですが、僕のは観賞用で尚且つ8万くらいしたものですから無駄に長くて無駄に重いんです。


                真剣を買おうと刀屋さんに行った際に、尺や重さの比較の為にその模造刀を持っていくと


                「この尺と重さのものだと無銘で鑑定書が無くても50万は余裕で越える」


                と言われ、予算の30万前後の真剣をもたせてもらいますとやはり短くて軽い。


                測ってみますと僕のは2尺5寸(約75センチ)で重さは1キロを余裕で越えておりまして、予算内のものは2尺2寸から3寸で重さが600gから700g程度。まだ自分のものではないので振るわけにはいかず、構えるだけですが、とても座りが悪い。


                予算を上げるか妥協するかなのですが、我が師範に相談しますと


                「刀は一点モンやからそんなにすぐに見つからん、じっくり探せ」


                と、アドバイスされたのですが、ベビーブーム産まれの長男でA型は欲しいと思ったら欲しいんですね。


                牡羊座ですし。


                かといってオークションなんてほぼ偽物だったり偽銘だったりしますし、小さな刀屋さんとかは敷居が高くてなかなかは入れません。


                なので博物館や同門の方や顔見知りの刀屋さんとこで見せてもらうのですが、知識や見識が増えれば増えるほど


                「欲しいけど目利きが難しい」


                となり、めちゃ欲しいけど二の足を踏み続けている訳です。


                僕の友人にコアラから進化した男がおりまして、そやつの実家には大小二本の真剣があるので


                「居合やらないならくれ」


                と、言っているのですがくれません。


                生類憐みの令が無ければ叩っ斬るのですが、その斬る刀が無いので本末転倒です。


                ああ、欲しい。


                斬らないから誰かください。









                ムカシノハナシ(自主映画編その4)

                0

                  大阪で二ヶ月働いて100万円を持って帰ってきました。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  はしょりたい気持ちもありましたが、ある程度ぼやかしつつ徒然と。

                   

                   

                  (前回からの続き)

                   

                   

                  新大阪に到着すると改札口に親父がおりました。

                   

                  なんつうか、今思うと当時の僕が22.3歳なので親父は42.3歳。そう考えれば本当に金満クソ野郎の標本みたいなのがそこにおりました。

                   

                  開口一番

                   

                  「今から仕事行くぞ」

                   

                  と、言われ外で待っていたハイエースに乗り込むと運転席にはロン毛でサーファーっぽい長田(仮名)と助手席にはデブで臭い太田(仮名)ってのがおりました。

                   

                  「とりあえず、今日はセンユウや」

                   

                  と言われたのですが意味がわからず

                   

                  「センユウて何?」

                   

                  と聞くと

                   

                  「そこにおって誰が来ても逃げへんかったらええんや、簡単や」

                   

                  との事。

                   

                  漢字にあてると占有と書きます。

                   

                  興味のある方はググッていただければ幸いですが、ろくな話じゃないです。簡単に言うと借金の取り立てや嫌がらせみたいなもんです。

                   

                  占有の場所は東大阪の小さな工場でした。

                   

                  既にそこに住んでいた人達はおらず、工場の中には長田の後輩達の当時走り屋だった人達が3人おりました。まあ、今思い出してもロクなツラじゃ無い連中でした。

                   

                  親父はその3人に1万づつ渡し、最後に長田に3万円渡しました。多分その3人の紹介料だと思います。

                   

                   

                  「今から仕事や、誰が来ても俺が戻ってくるまで工場を出るな」

                   

                  と言い残し、太田とその走り屋3人とハイエースでどこかへ行ってしまいました。

                   

                  まあ、ポカーンでした。

                   

                  田舎で普通に生きて、東京で青い炎を燃やしていた若造からすれば理解するまでというか、適応するまで時間がかかりました。

                   

                  僕がそわそわしていると長田が

                   

                  「君いくつなん?」

                   

                  と話かけてきました。

                   

                  そこで色々と話をして、全容が掴めましたが長田は僕より3歳年上以外の情報は本当にロクでもない情報ばかりで、かつ自分の今の状況がなかなかの修羅場にいる事が余す事なくわかりました。

                   

                  当時の僕はまだ世間知らずで、親父はすっかりヤクザになったのだと思っておりましたが、アウトローと言われるジャンルの人間らしく、いわゆる金融屋でした。

                   

                  とにかく、初日のミッションは

                   

                  「火事が起きようとトラックが突っ込んでこようとここから離れない」

                   

                  で、ミッションの終了は

                   

                  「次の交代要員が来るまで」

                   

                  でした。

                   

                  時間は21:00だったと思います。

                   

                  交代要員到着まで、残り24時間。

                   

                   

                  (続く)

                   

                   


                  加工されていない情報が欲しいと思う今日この頃。

                  0

                    昨晩、ツイッターを眺めておりますと、北朝鮮の軍事パレードを取材に行った各国のジャーナリストのツイッターが微妙な緊迫感に包まれておりました。


                    「予定していたフライト時間から7時間も経つけれど遅延している理由のアナウンスが無い」

                    「過去に公式のアナウンスが無くここまで遅延した事は無かったかも」


                    的な内容なのですが、そのジャーナリストさんとツイッターでやりとりしている方達とのやりとりがなかなか緊張感があり、色々なアカウントを渡り歩き


                    「天候の状況と北京空港サイドの問題」


                    との可能性が高いとわかりました。


                    僕は丁寧語と尊敬語はネイティヴですが英語がとても不自由でして、緊迫感や緊張感のある無しは単純にツイートされている単語の語彙や翻訳から推察しているだけに過ぎず、勝手に大袈裟に受けとっただけかもしれません。


                    しかし、140文字というツイッターの文字数制限が良い意味で文字の装飾を削り、感想や印象などではなく


                    「今どうで、どうなる予定」


                    的な必要最低限の情報が頻繁にツイートされており、その単語の語彙だけを繋ぐとどことなく逼迫した状況を想起してしまい、勝手に心配しながら情報収集に勤しんでおりました。


                    結果、全く無関係ではありますが9時間遅れでフライトし無事に北京に到着したというツイートを見てとても安堵致しました。


                    今、世の中は情報がいっぱいあって、これまで信じて疑わなかった新聞やテレビのニュースにそれぞれの主義が存在するという事を大人になって知りました。


                    それぞれの主義にそれぞれの真実があって、その主義にそった情報はそれぞれの主義に即した加工をされて僕に届きます。ツイッターやFBを含むインターネットもその発信者の主義に即した加工がなされているので、世の中に主義や思惑によって加工されていない情報など無いのだと僕は思っております。


                    なので、今回のように主義や思惑が入りにくい状況下で発信された


                    「状況と経緯のみ」


                    の情報というのはとても新鮮で、様々な国籍の様々なアカウントのツイートを追いつつ、グーグルで平壌の位置や北京への空路の事や天候などを自分で調べる事により、ほぼ無加工の情報に触れる事の楽しさを知りました。


                    アメリカのCIAだかFBIは


                    「情報を収集する部署」



                    「情報を分析する部署」


                    に完全に分業しているそうです。


                    理由は収集と分析を同時に行うと収集の過程で生じた必要外の情報によるバイアスが生じる可能性が高く、分析の精度が落ちるからだそうです。


                    かなり難しいとは思いますが、無加工の情報を垂れ流すニュースやラジオやペーパーやサイトがあればええなあとふと思った次第であります。



                    何も起き無いとええなあ。









                    天然が全て良いという訳ではない。

                    0

                      なんでもかんでも天然であればよいという訳では無いと思うんです。


                      天然のお魚より、養殖のお魚の方がおいしかったり、漢方も天然だから身体に優しいとか言われたりしますが、薬効があるという事は副作用もあるので天然だから良いという理由にはならないと思うんです。


                      とくにパーマは天然の方がよいとはおもえません。


                      髪の毛1本の中で伸び方がアンバランスだと天然パーマになるそうで、全剃りしたらマシになるとか治るとか、シャンプー次第だとか都市伝説は多々ありますが、その全てがダメでした。


                      で、僕は極度の天然パーマを患っておりましたゆえ長年短髪にしておりましたが、短髪って長髪よりも髪の毛が伸びた時の変化が顕著なので、まあまあな頻度で床屋に行く事になります。


                      んで、ある日むしゃくしゃして髭用バリカンで坊主頭にセルフカットしますとあら不思議、バッチリと似合ってしまい、最近まで坊主頭にしておりましあ。


                      そんで、こないだ新しい仕事に携わりましたところ


                      「佐波さん、髭で坊主はさすがに威圧感があるので髭か坊主のどちらかやめてもらえませんか?」


                      という二択を迫られまして、数年ぶりかに髪の毛を伸ばしている最中でございます。


                      なんと申しますか、天然パーマが昔よりはるかにきつくなっておりまして、こりゃどげんかせんといかんなあと思った今日この頃です。


                      ぼんやりした内容ですが、このブログは天然モノではありません。


                      はい。


                      (これ、天然ものなんすよ、本当に)





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